GWB 11 新しい機能 (3)
GWB Professional, Standard, Essentials に共通の新機能
- USGS の新しい手法を使って温度範囲 0 ~ 95℃ かつイオン強度最大 1 モル濃度の電気伝導度を計算できます。GWB 10 以前に使用されていた APHA 法では、温度が 20 ~ 30℃、イオン強度が最大 0.5 モル濃度に制限されていました。

- GWB11 の新機能。いずれの特殊プロットも複数のサンプルをプロットできるようになりました。
XY, Series, Time Series, Ternary, Piper, DUrov ダイアグラムでは複数のマーカーを一度にプロットすることができます。
Schoeller ダイアグラムでは、複数のラインを一度にプロットできます。
Stiff, Radial, Bar charts, Pie chart では、複数のプロットを並置することができます。

- 各プロットの Configuration ダイアログにある Samples ペインを使えば、表示させたいサンプルを選択することができます。
Available リストで選択したサンプルのみがプロットされます。Next ボタンでサンプルを1つずつ指定できます。 全てのサンプルをプロットするには、Select All をクリックします。

- ブロック単位で素早く移動することができます。
Block, Next block を使えば、複数のサンプルをグループ単位で移動できます。グループの番号は Plot ペインで設定します。
Schoeller, Stiff, Radial, Bar Chart, Pie Chart でブロックを設定できます。

- GWB 11 の新機能。Stiff, Radial, Schoeller ダイアグラムの詳細を編集できるようになりました。
デフォルトのプロットに Fe++ 等の陽イオン (カチオン) や陰イオン (アニオン) を追加できます。順序を変更するには、Up/Down ボタンを使用します。

- Radial プロットのデフォルトでは、主要な陽イオンと陰イオンが電気当量の単位で表示されます。
デフォルトの検体をすべて削除し、非荷電の化学種を含むそれ以外の内容に置き換えることができます。
有機化合物のような非荷電化学種のプロットには、電気的でない当量の単位を使用します。

- プロトン化または脱プロトン化の観点からある成分の質量を固定するには、
▼をクリックして、as → PO4--- を選択します。これは HPO4-- の脱プロトン化の当量です。当量関係にあるこれ以外の選択肢も用意されています。
