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GWB 10 の新機能:
非定常フィールド変数
Transient field varibles (非定常フィールド変数) は、ユーザーが用意した関数に従って時間と空間の両方について変化させることができます。
作成した速度論的速度則のパラメータをシミュレーション全体を通じて変化させることができます。
比表面積 (Specific surface area) を結晶の成長に伴って狭くさせることもできます。
Medium
プロパティは、間隙率 (porosity) と不活性体積 (inert volume) を除き、いずれも非定常フィールド変数にすることができます。
熱源 (heat source) を時間が経つにつれて減衰するよう指定します。
Config
>
Dual Porosity
... を選択します。
Dual porosity (二重孔隙) のパラメータはその殆どをフィールド変数にすることができます。その中の一部は非定常にすることができます。
停滞ゾーンの間隙率を空間に応じて変化させます。
停滞ゾーンの間隙率 (porosity)、拡散係数 (diffusion coefficient)、および、熱伝導率 (thermal conductivity) は空間と時間で変化させることができます。
File
>
Open
>
Sorbing Surfaces
... を選択します。
コロイドの移動度 (Colloid mobility) は、非定常フィールド変数のひとつです。
移動度 (mobility) は 0 (移動なし) から 1 (完全移動) の範囲に設定できます。
移動度は、イオン強度、pH、表面電荷などに応じて変化させることができます。
非定常フィールド変数は、用意した関数に基づいて空間と時間の両方について変化させることができます。
詳しくは、GWB Reactive Transport Modeling Guide の "Heterogeneity" をご覧ください。
GWB Reference Manual の X1 Command と X2t command セクションでは、時間に応じて変化させることのできるプロパティを区別できます。