8.4 標高の割り当て

通常、等高線は ID フィールドのどれかに標高データを持っています。ラインの行を選択し、Property InspectorData Attributes セクションを使って ID フィールドに値を直接入力することもできますが、等高線が多いとやっかいです。そこで、ここでは Assign Elevations コマンドを使用します。

マップの中央が標高の最小値に、右側の円が最大値とします。
中央から右側の円の中に向かって、ラインを引きます。

 

標高の自動割り当て法:

  1. Edit|Data|Assign Elevations メニューコマンドを選択すると、のカーソルが表示されます。

  2. 標高データを割り当てるには、最小値の等高線から最大値の等高線に向かってラインを引きます。最初の等高線に最小値が割り当てられ、続いて等高線の間隔に基づいて標高が割り当てられてゆきます。このマップでは、中央の円が最も低くなり、右側の円が最も高くなります。したがって、カーソルを中央の円の中に置き、マウスボタンをクリックしたまま右側の円の中にドラッグして、ラインを引きます。

  3. マウスボタンを離すと、Assign Elevations ダイアログが現われます。

  4. Starting Elevation に「5460」と入力します。

  5. Increment Value には「60」を入力して下さい。

  6. Assign to Data リストで、データを保存するフィールドを選択します。ここでは Primary ID を使用します。
    開始の標高 (最小値) と等高線の増分 (間隔) を入力します

  7. OK ボタンをクリックすると、Primary ID に標高が入力されます。Data ManagerPrimary ID のデータを確認して下さい。