レゴアートは、2020年にレゴが着手したテーマです。このシリーズは、ポップカルチャーにおける有名な絵や人物をテーマにしたセットで、1×1 のレゴタイルやプレートを使ってモザイクアートを作ることができます。それぞれのセットは 48×48 ピースで、9つの 16×16 のベースプレートが繋ぎ合わされて構成されています。
私は ”LEGO® Art- Art Project -Create Together” を所有しており、セットに含まれている指示書に従うと、バスケットや恐竜、ケーキなどのモザイクアートを作ることができました。このセットを利用し、他のセットの象徴的なポップカルチャーの 絵 や 人物 をもとにした何かを作成してみたいと思います。
レゴアートで作るキャラクターを DALL-E (Open AI が開発した、自然言語の記述からデジタル画像を生成する深層学習モデル) を使って準備します。
DALL-E で作ったキャラクターの 48×48 次元のモザイク画を作ります。
モザイク画を 1×1 ピクセルの画像の整列に分割します。
それぞれの 1×1 ピクセルの画像から主要な色を取り出します。
それぞれの主要な色のタイルを敷き詰めると、レゴアートが完成します。
ここで使われているタイルの色は 1805色ですが、私のセットには 16色のタイルしか含まれておらず、かつ、それぞれの色のタイルの数には限りがあります。
前述したタイルセットの制限に従って、モザイク画をレゴアートに変換する必要があります。
私のセットに含まれる色とタイルの数は以下の通りです。
タイルの色は 16色です。
それぞれの色のタイルの数は以下の通りです。
タイルの総数は 3937枚です。
ここで前もって、後で使う3つのタイプのタイルの画像を作っておきます。
タイルは、各場所における主要な色とタイルの合計距離が最小化されるように敷かれなければならないので、以下のような制限を設けます。
con1
:一ヵ所につき1つのタイルを使用できる。
con2
:使用できるそれぞれの色のタイルの数には制限がある。
変数を定義します。
各場所における主要な色とタイルの合計距離の関数を定義します。
con1
を定義します:一ヵ所につき1つのタイルを使用することができる。
con2
を定義します:使用できるそれぞれの色のタイルの数には制限がある。
f
を最小化する変数 vars
の値を求めます。
解に基づいて、モザイク画の主要な色に似ている色のタイルを並べたら、レゴアートの完成です。
4つの画像を並べて表示します。
私のレゴアートがそれぞれの色のタイルをいくつ使ったのか表示させます。赤いタイルは全て使われ、足りないタイルは違う色で代用されました。
実際のレゴアートセットには組み立て説明書がついているので、似たフォーマットで説明書を作ってみましょう。
16×16 ベースプレート用の9つの説明書を作ります。
16色のタイルに 1 から 16 の番号を振り、それぞれの 16×16 ベースプレートにどのように配置するか説明します。
上記をまとめると、
レゴアートをお持ちの方は、ぜひ楽しんでみてください。