APIS IQ v7.0 - Service Pack 0060
一般:
- 新しいファイルを作成するとき、関連するすべてのデータを1つのダイアログで入れることができるようになりました。参照言語だけでなく、プロジェクト名、構造名などです。
- 管理エディタ「属性とカテゴリ」内で、機能カテゴリ、ノイズ因子カテゴリ、措置グループに対するカテゴリをマージできるようになりました。
- 「ファイル|ドキュメントを再編」メニューの「オプション」タブに、新しい設定「カタログ入力で前後の空白を削除」が追加されました。
- ドキュメント設定とワークステーション設定が1つのダイアログになりました。ドキュメントが開いていない状態で、ワークステーション設定を開くと、ワークステーション設定だけが見えるようになります。チェックボックス「ワークステーション設定 -> その他 -> ドキュメントとワークステーション設定を組み合わせる」で挙動をコントロールすることができます。
- プロパティダイアログ内(「評価」タブ)の、個々の説明フィールド間のセパレーターが、説明エリアにも表示されるようになりました。
- 評価カタログの翻訳:コンボボックスで表示される説明カテゴリを選択できるようになりました。
- ドキュメント設定「複数の分類の割り当てを可能にする」が、新規ドキュメントのデフォルトでオンになるようになりました。このドキュメント設定を手動で有効にするとき、既存の分類を変換するかどうか確認されます。
- 任意のオブジェクトのブックマーク管理を開き、Web ブックマークを選択し、「変更」ボタンを押すことで、Web ブックマークをシンボリック名で指定することができるようになりました。注記:この方法で名前が付けられた Web ブックマークは、V7 より古いバージョンでは動作せず、少なくとも SP0060 と組み合わせて使う必要があります。
- メカトロニクス FMEA:ある故障に対していくつかの安全なパス(安全メカニズムを持つパス)がある場合、最小の S-Max を持つ部分パスが S-Max の計算に使われるようになりました。
- IQ ソフトウェア全体で、ユーザー定義の属性に対してフォントと色を設定できるようになりました。背景色も個々に割り当てることができます。
- 会議録の管理ダイアログに、列を追加し、各会議のメモを表示できるようになりました。この列の内容は検索可能です。
ブロックダイアグラム・エディタ:
- ブロックダイアグラム・エディタが、「領域内のテキスト」(表示オプション)として名前の代わりにID番号を表示できるようになりました。
- ブロックダイアログラムを印刷できるようになりました。設定で凡例を含むこともできます。
印刷/Web Publisher:
- Web Publisher/プレゼンテーション印刷:P-ダイアグラムのセクションで、個別のP-ダイアグラムをプリントジョブに含めることができるようになりました。
- Web Publisher/プレゼンテーション印刷:「その他」オプションで、ブロックダイアグラムをジョブの印刷/エクスポートに含めることができるようになりました。
- Web Publisher/プレゼンテーション印刷:「エクスポート」と「インポート」ボタンを使うと、他の fme ファイルにジョブをエクスポート、再インポートすることができるようになりました。同じ名前の既存のジョブは、上書きされず、インポート中に追加されます。
Excelエクスポート/インポート:
- 評価カタログの XLS(X) フォーマットでのエクスポート/インポートができるようになりました。このフォーマットが新しいデフォルトです。
FMEA フォームエディタ:
- MSR 構造に対する FMEA フォームシートで、O(発生度)、D(検出度)ではなくF(頻度)、M(監視)と表示できるようになりました。
- FMEA フォーム内の評価値の背景色が、値が変わった時に自動的に更新されるようになりました。
AIAG/VDAフォームエディタ:
- MSR 構造の要素を AIAG/VDA フォームのフォーカス要素として設定した場合、発生度(O)と検出度(D)の評価の列が、自動的に頻度(F)と監視(M)に変わるようになりました。
- AIAG/VDA エディタで同時にフィルタとハイライトを有効にすることができるようになりました。
- AIAG/VDA 標準で定義された「フィルタコード(オプション)」が追加され、(AIAG/VDA フォームと AIAG/VDA フォーム(MSR)内の)表示オプションで有効にできるようになりました。
- プロセス FMEA で G レイアウトが使用可能になりました。プロセス構造を使っているとき、「表」の表示オプションで選択することができます。
メンテナンスが有効なお客様向け情報:
- オブジェクトインスペクタとプロパティダイアログ内で、ユーザー定義の属性のリストを「既知のもののみ」に縮小することができるようになりました。管理画面(「カテゴリ」列)で、ユーザー定義の属性にオブジェクトタイプを割り当てることができます。割り当てられたオブジェクトタイプを持たないユーザー定義の属性は、通常、「既知のもの」とみなされます。
- 「表示 | フォーマット | 差分」で2つの表を比較できるようになりました。
- Web Publisher:ヘッダに企業ロゴを表示できるようになりました。さらに、ユーザーが定義した HTML スタイルシート使ったテンプレートとして、Workgroup ディレクトリにファイル WebPublisher.css を保存できます。これは新しく作成されたすべての Web Publisher ジョブに適用されます。