APIS IQ v7.0 - Service Pack 0050
一般:
- AIAG/VDA FMEA ハンドブックの正誤表に合わせて関連する部分を修正しました。
FMEA フォームエディタ:
- FMEA 番号を入力するとき、その番号が fme ファイル全体でユニークであるかどうかをチェックするようになりました。
AIAG/VDAフォーム(MSR):
- FMEA-MSR フォームシートが実装されました。このフォームは、システム上で影響に関連するカテゴリ"顧客操作"で発生する原因を解析するのに使うことができ、安全メカニズムと動作条件を考慮します。故障ネットに含まれる安全メカニズムは FMEA-MSR フォームに表示されます。さらに、安全メカニズムは MSR フォームのセクション 6 に入力された措置から導かれます。これらの安全メカニズムは、MSR フォームに表示され、故障ネットに統合されます。FMEA フォームシートと同様に、MSR フォームシートのセクション 6 に様々なシナリオを表示し、評価することができます。
機能安全:
- 故障ネットエディタで、小数点以下の設定を復活させました(表示オプション | 機能安全)。ここで、IEC 61508 / ISO 26262 に準拠した値に対して表示された小数点以下を設定することができます。デフォルトでは、ドキュメントが IEC 標準に設定(ドキュメント設定 | 機能安全)されていなければ、ISO 標準に従った名前が使われます。
- \"ISO 26262 Second edition 2018-12\" に準拠した"機能安全"機能への適応:安全目標の定義のために新しいオブジェクトが導入されました。安全目標は構造要素として定義することができます。ASIL 分類と目標値の割り当ては、安全目標として定義することができます。安全目標の違反は、故障ネット内のあらかじめ定義された2つのアンカー経由で単一故障と多重故障をリンクすることができます。
FMEDA フォームエディタ:
- ISO 26262 用の FMEDA フォームが改訂されました。"機能安全テーブル(v6.5 )"が、新しいレイアウトに統合されました。FMEDA フォームの内容が安全目標となります(v7.0 の新しいオブジェクト)。安全目標と故障ネットについて使うことができる情報に基づいて、FMEDA フォームが埋められ、機能安全の計算が行われます。
- FMEDA フォームレイアウト ISO-26262 内の2つの列"ソースFIT(Source FIT)"と"故障の%値のソース(Source for % value of failure)"が追加されました。