APIS IQ v6.5 - Service Pack 0100
一般:
- "None/なし" 措置のみを持つリビジョン状態/措置グループが状態 "finished" を持つようになりました。
- FMEA フォームシートのバージョンが名前のアウトライン情報を含まない問題を修正しました。
- 新しくインストールされた IQ ソフトウェアは起動時に次のカスタマイズを提供します:
- スペシャルドラッグ (右マウスボタンを押してドラッグ&ドロップ) で ID 番号を転送することができるようになりました。
- 直前にエクスポートされた構造の要素を含む構造をインポートするとき、意図しない名前の修正が発生する問題を修正しました。
- グローバル措置の複数のインスタンスを選択したあと、期限/責任者を変更した時、複数の確認ダイアログで確認をしなければなりませんでした。グローバル措置ごとに1回確認するだけで済むようになりました。
- 機能を特性に変換した時、その機能に対して定義された要求が、通知されることなく削除される問題を修正しました。
- 印刷や Web Publisher に、会議録だけでなく、1つ以上の選択した会議録のヘッダも含めることができるようになりました。
各ヘッダは別のページに印刷されます。
- フォーム・エディタのように、構造エディタと FFA 内で同時にフィルタとハイライトをすることができます。
- フィルタ・ダイアログは、アクティブなフィルタを太字で、">" プリフィクス付きで表示するようになりました。現在の選択とは独立して、アクティブなフィルタを特性することができます。
- 新しいフィルタ条件「インターフェイス機能である、またはそのコンテキスト内にある」が、拡張された機能条件、故障、リビジョン状態、措置グループ、措置のリストで使用可能になりました。これはインターフェイス機能であるオブジェクト、または構造のコンテクスト内にあるオブジェクトをフィルタします。
- Web Publisher: (名前が変わった) エクスポート・オプション "Navigation: create a link to the fme for each document" を使って、HTML でエクスポートされたドキュメントがハイパーリンクで参照され、リンクで開くように選択することができます。これらのリンクは、IQ-URL 参照形式 (以前のバージョンで .fmx ファイルで行われたもの) となりました。
- SP0090 では、グローバル参照パスに保存されていないが、.fme ファイルに関係するサブフォルダ (ノート内の) リンクされたファイルが見つからなくなってしまう問題を修正しました。
- フィルタ・ダイアログは、フィルタ後、論理的組み合わせ (AND、OR、XOR) のタイプを表示します。これは、潜在的なヒットで連続的に試験される階層的なフィルタに適用します。
- PIM-Editor:コンテキスト・メニュー "Send email to…" を使って、1人以上の人、またはチームに PIM エントリのテキストをメールすることができるようになりました。
- Web Publisher/Presentation print:ドキュメントに対するデータソースとして、フォームシート、統計、ネットに対する派生を選択することができます。1つの中の複数の派生を選択することができます。
- XML-Export:アクティブなドキュメント設定 "Initial state must have a deadline" を使って、初期状態の措置が完了状態とは違う期限状態を受け取ると、ドキュメント設定を無効にしたあと、この状態がエクスポートされなかった問題を修正しました。初期修正状態で、手動で設定された期限ステータスは、ドキュメント設定が無効になっても、常にエクスポートされます。
- XML-Export:ドキュメント設定 "Initial state must have responsibility" と初期修正状態に手動で設定された責任者に対して同じように動作します。これらの手動で設定された値は、ドキュメント設定が有効であっても、常にエクスポートされます。
- ドキュメントを再構成し、"Delete unused embedded documents/graphics" オプションを使うと、また使用中の特定のドキュメントを削除することができてしまう問題を修正しました。メモのリストエディタ内のメニューコマンド "Delete unused documents/graphics" も同様です。
- ステータスバーの言語の領域で Ctrl + ダブルクリックすると、インストールされた言語を変更できます。
- プロパティ・ダイアログは、複数の試験サンプルが同じ検査機器であっても、製品/プロセス特性の (サンプルサイズと頻度を含む) すべての試験サンプルの編集を可能にしました。
- オブジェクト・インスペクタ: あるデータの集合内の派生に固有の期限を編集する場合、内部エラー "OrderedCollection (0 items) - index: 1 is outside of collection bounds" が発生する問題を修正しました。
- 解析デスクトップ:解析 "Project status" は最適化され、メモリ使用量が少なくなりました。
- 統計エディタ:"最終修正状態/last revision state" に基づいた解析を実行するとき、すべてのフィルタレベルは "最初にフィルタし、最後の修正状態を決定" の原則で行われます。
CARM-NG-Server:
- CARM-NG-Server に措置を転送するとき、措置の属性が (現在アクティブな派生、またはマスタ構造からの) 現在値とともに送信されます。サーバーから .fme ファイルに措置が書き戻されるときの新機能として、値はそれが来た元の場所 (オリジナルの派生、またはマスター構造) に書き戻されます。この動作は、この機能が有効になった後に転送された措置に対してのみ有効で、古いデータ (.fme) の動作はこれまでと変わりません。
これに加え、転送の動作に影響する新しいワークステーション設定が追加されました。"CARM NG Server: when uploading actions use only values from the master structure" です。このオプションが有効な場合、現在アクティブな派生とは関係なく、マスター値のみが転送され、書き戻されます。
フォーム・エディタ:
- フォームシートの1つのレイアウトないの、"Actions R:/D:" の英語のラベルにタイプミスがあった問題を修正しました。
IQ エクスプローラ:
- オープンなインターフェイスまたはクローンを持つ .fme ファイルを検索するために、新しいシステムフィルタ "Search for open interface and clone info" を使うことができるようになりました。
- 結果リストの HTML エクスポートに、書く検索結果の IQ-URL 参照を追加で含めることができるようになりました。表示オプション "Show the grouped result list with additional information (notes, user-defined attributes, top effects, etc.)" が有効な場合、結果リストの CSV エクスポートにこの URL が入ります。
- テキスト検索 (編集 | 検索...) が、ある情報テーブルと結果リストで動作しない問題を修正しました。
- 検索結果が異なる派生に対して作成される場合、結果リスト内の "Notify responsible persons..." コマンドが誤った結果を返す問題を修正しました。検索結果内で使われる派生によるグループ化された通知は失われます。メールダイアログでメールがアクティブな派生へのポインタを含めるかどうかを選択することができます。
- 標準の検索 "すべて/All (with administration data)" は、パーソナル情報マネージャー (PIM) のパブリックな領域内のブックマーク (とそのテキスト) も検索します。
- 結果リスト内のカラム "ファイル名/File name" が、読み取り専用のファイル、IQ 読み取り専用推奨のファイルにはグレーの背景で表示されるようになりました。
- 新しい表示オプション "Ignore read-only files and files with a read-only recommendation for extended search" を使うと、ファイル検索の実行時にこのようなファイルを無視することができます。このオプションは、ファイル検索から、すでに連結されたファイル (これらはデフォルトで読み取り専用の推奨担っている) を除外するときに便利です。
- 標準の検索 "すべて/All" は、検索結果の量を削減するため、管理データ (人、カバーシート、ヘッダデータ、カテゴリ等) を考慮しなくなりました。その代わり、以前のように管理データを含むドロップダウン・リストに新しい項目 "すべて/All (with administration data)" を追加しました。
- 結果リストを保存 ("ファイル | エクスポート") するファイル形式 .fsr が変更され、情報テーブルに情報量を縮小した情報を保存するようになりました。これはファイルを非常に小さなものにし、速度を向上します。
保存された結果に属するオブジェクトが到達可能な場合、情報テーブルは .fsr ファイルを開くときに、動的に再作成されます。新しい、拡張されたフォーマット (拡張子 .fsrx) は、情報テーブルを含む検索結果を保存 ("ファイル | エクスポート" メニューでも可能) するために使うことができます。
- 標準の検索 "すべて/All" を使うと、修正状態と措置グループのオブジェクト ID を検索することもできます (異なるレベルに対して行うように) 。
- 検索後にプロパティ・ダイアログを開き、.fme ファイルのすべての派生内のすべての措置を選択すると、内部エラー "FmeaControlMeasure>>#select: not understood" が発生する問題を修正しました。
構造エディタ:
- 構造リスト内の選択したテストサンプルを移動、コピーすることができるようになりました。
- 構造エディタが1つの措置グループのみ表示している場合、措置グループに対する文字検索が失敗することがある問題を修正しました。
- 構造リストのコンテクストメニューのコマンド "属性/Attributes..." が、選択した構造要素で実行できない問題を修正しました。
期限エディタ:
- (構造をベースとして) 期限エディタを開くと、ある条件で内部エラー "FmeaPreventiveMeasure(Object)>>doesNotUnderstand: (riskFor:)" が発生する問題を修正しました。
- "期限のリスト/list of deadlines" をエクスポートするとき、内部エラー "Date - error in day argument" が発生する問題を修正しました。
メンテナンスが有効なお客様向け情報:
- アシスタントルールに基づいた構成可能な "品質レポート/quality report"。メモ、またはカバーシート、ヘッダデータ (コンテクストメニューからアクセス可能) に、追加のプレースホルダーを使うことができます。これらのプレースホルダーは、"プレースホルダー" ボタンをクリックすることで、またはテキストとして直接入力することで、"テンプレート | 管理 (タブ・プレビュー) " で選択することができます。次の新しいプレースホルダーが追加されました。
- "%base(name)%":name はプロジェクト名、構造名、フォームシート名。"name" を指定することで、プロジェクト番号、構造アイテムコード、フォームシート/コントロールプラン番号も使うことができます。
- "%rule(name)%":指定された名前を持つアシスタントルールを使います。これを動作させるには、対応するルールカテゴリが有効である必要があります。
- "%sfil(name)%": IQ エクスプローラの検索フィルタを使います。プレースホルダーは、選択された %base% (または、ベースが設定されていない場合は .fme ファイル全体) のヒット数によって置き換えられます。テンプレートごとに1つのベースのみ使うことができます。