APIS IQ v6.5 - Service Pack 0090
一般:
- 期限のリストを Excel にエクスポートする時、編集可能フィールドとして ”説明/Description” を含むようになりました。Excel 内の説明を編集することができるようになり、変更はファイルを再インポートするときに適用されます。
注記:APIS IQ 内の説明フィールドは HTML テキストを持ちますが、エクスポートするときには、レイアウト情報を持たないシンプルなテキストに変換されます。このテキストが Excel で変更された場合、既存のレイアウト、リンク、画像は、再インポートの際に失われます。
- ネットワークライセンスを使っている時、すべての現在使用中のユーザーに別のタブで "ヘルプ| 情報" ダイアログを表示するようになりました。
- 解析デスクトップ: インストールされた言語を変更する時、ヘッダとカラムのラベルの言語が自動的に変わらない問題を修正しました。
- プロジェクト管理: "エクスポート | 派生遷移マトリックスに基づいたプロジェクトのエクスポートコピーを作成" を使って、新しい fme ファイルを作成する場合、含まれる構造の名前は構造の名前と派生の名前から作成されます。
- フォームシート、コントロールプラン、プロセスフローの多言語による「プレゼンテーションの印刷」を実行する時、言語の固有のヘッダとフッタが違う言語で印刷される問題を修正しました。
- テストサンプル、コントロール手法、リアクションプランが、派生マトリックスの一部となりました。
- 新しいワークステーション設定 (システムの最適化 | その他) "ハイパーリンクで参照されるファイルに対してWebブラウザを使用" は、APIS IQ 内でハイパーリンクをクリックした時、直接ファイルをダウンロードして開くか、(外部の) Web ブラウザで開くかを設定することができます。
- グラフ・エディタとオブジェクト・インスペクタ内のポップアップメニュー: 20以下のコマンドが使用可能な場合、これらのコマンドはトップレベルに直接表示されます (サブメニューで表示されなくなりました) 。可読性を上げるために、以前にサブメニューで分割されていたメニューを線で区切りました。ポップアップメニューは、使用できないコマンドを表示しないようになりました。
- メニューコマンド "編集 | ソート" が、"カタログ" 内のドキュメント設定で定義されたもの従い、正しくアウトライン名を表示するようになりました。ドキュメント設定が有効ではない場合、名前によるソートは変更されません。
- エディタ "サービスマネージャ | CSS カタログ" 内に新しい表示オプション "IQ オブジェクト ID" を追加しました。
ユーザー定義のビュー:
- Excel ファイルとしてユーザーが定義した表示をエクスポートする時、エディタで設定された表示がエクスポートされず、最初に定義した表示がエクスポートされる問題を修正しました。
- カラムのヘッダはオブジェクトのネストされた表を含むようになりました。この表は属性の組み合わせで、垂直にスクロールする時の表示を向上します。
コントロールプラン・エディタ:
- コントロールプランに、FMEA フォーム・エディタに対してシステムが定義したフィルタ "構造バージョンの変更" を実装しました。
データ・マネージャー:
- 機械と検査機器のインスタンスに新しいポップアップメニューコマンド "-> 構造ツリー" が追加されました。構造エディタ内にそれらのインスタンスを表示できます。これらは互いに同期します。
故障ツリー:
- ポップアップメニューの "値を入力..."、"ppm 値を入力..."、"新しい故障を接続..." が表示されない問題を修正しました。
- ポップアップメニューの "ミニマルカットセットを表示..." が表示されない問題を修正しました。
フォーム・エディタ:
- リスクマトリックスでエントリをダブルクリックすると、リスクマトリックス用の管理エディタが開きます。これにより、エントリの色付けがどのように行われているかを見ることができます。
- RPN が表示されていないS評価に基づいて計算されている時、または RPN が確実な影響から計算されている場合には、RPN はグレーで表示されます。後者の場合、RPN はグレーでは表示されなくなり、括弧で過去まで他 <RPN> で表示されます。
グラフ・エディタ:
- "ツール | カラーコーディング用パラメーター..." を使って、カテゴリ "実際の値の解析(FMEA)" と "クリティカルパスの解析 (FMEA)" における、RPN ベースの解析の値の範囲 (赤、黄、緑) を定義することができます。
IQ エクスプローラ:
- タブ "その他" に表示オプション "グローバルオブジェクトを1度だけ表示" が追加されました。このオプションはグローバルタイプのアクティブなインスタンスである場合、例えば、グローバル措置の場合、リストには1度だけ表示されます。このオプションが有効な場合、曖昧にならないように、これらのグローバルオブジェクトに対するコンテクスト情報は表示されなくなります。
- Ctrl+V を使って、ディレクトリや .fme ファイルへのパスを、(Windows エクスプローラから) IQ エクスプローラにコピー&ペーストできるようになりました。これは "ファイル内を検索" でパスをコピーするときに役立ちます。
- 結果リスト内のオブジェクトの属性を変更すると、他に開いているエディタ内の以前にアクティブだった派生の不完全な更新となる可能性があります。
- オブジェクトのプロパティ "ppm 値 (F)" は、バージョン6からサポートされなくなりました。対応するカラムも IQ エクスプローラから削除されました。古いバージョンの検索結果 (.fsr ファイル) も、これらの値を表示しなくなりました。
- ユーザー定義のフィルタで、構造に対して検索条件 "アイテムコード" を、プロジェクトに対して "プロジェクト番号" を適用できるようになりました。
- V6.5 – 0070 から、カラムによってグループ化された結果リストをソートできなくなっていた問題を修正しました。カラムのヘッダでクリックすると、再度ソートすることができます。
統計エディタ:
- 解析タイプ "拡張リスクマトリックス" に対して、標準のリスクマトリックス・セットを選択することのみ可能になっていた問題を修正しました。現在は、任意の (拡張) マトリックス・セットを選択することができます。
構造エディタ:
- 原因レベルの構造エディタのコマンド "リンクされた原因での措置を表示" : エラー検出、エラー応答、動作条件がスキップされるようになりました。代わりに、故障を持つ次の原因レベルが選択ダイアログで使われます。
期限エディタ:
- 印刷時に、期限エディタが選択したフィルタを適用しない問題を修正しました。
メンテナンスが有効なお客様向け情報:
(メンテナンスが切れているお客様の環境ではこれらは有効になりません)
- HTML エクスポート中、メモに対するホットクリック・アイコンは、デフォルトでノートへのリンクをエクスポートしていました。このリリースでは、ワークステーション設定 "ホットクリック・アイコンのリンクとして、追加でメモをエクスポート" でこの機能をオフにすることができるようになりました。これは動作を向上し、ファイルサイズを小さくすることができます。
- 統計エディタ: "パレート解析" と "パレート [コンパクト] " のテーブル内で、1つ前の修正状態から有効な措置に追加のカラムを表示することができます。
- 連結デスクトップに2つの新しい画面が引追加されました。"差分の完全なリスト" は、1つの大きなテーブルに "差分の詳細" (下のエディタ) とのすべての違いを表示します。
"構造の差分" 画面は、"機能/故障解析" エディタと同様のプライマリ文書とセカンダリ文書のツリー表示を表示します。これには変更された要素 (と変更のタイプ) だけが表示されます。.fme ファイル内の領域でどの変更が行われたかを素早く特定するためにこの表示を使うことができます。
ただし、この表示はプライマリ文書と対応するセカンダリ文書に実際に含まれるオブジェクトのみを表示することに注意してください。これは、例えば、両方のドキュメントで行われた同一の削除がこの画面では表示されない理由です。
- メニューコマンド "ファイル | エクスポート | 選択したオブジェクトを XML ファイルにエクスポート..." で、選択したオブジェクトを (APIS ドラフト標準に従った) XML ファイルにエクスポートできるようになりました。
エクスポートにすべての構造上で依存したオブジェクトを含めるかどうか、選択することができます。
- メニューコマンド "ファイル | インポート | XML データを現在の fme にインポート..." で、XML ファイルを開いている .fme ファイルにインポートすることができるようになりました。2つのデータセットがマージされます。既存のオブジェクトは再インポートされた場合、このプロセスによって変更されます。