メモ内で算術関数を使う

(v6.5 SP0140 からの機能)

算術関数は、fme ファイルと IQ オブジェクトの情報を表示して比較するためのツールです。これらは、IQ オブジェクト内の「メモ」内の個々の品質レポートとサマリー機能の組み合わせで使われます。この機能を使う方法の例を次に示します。現時点では、メンテナンスが有効なお客様のみ使うことができます。

例:現在の fme ファイルで完了した措置の割合

 

  1. fme ファイル内のすべての措置に対する構造フィルタを作成します。


  2. 完了したすべての措置に対する構造フィルタを作成します。


  3. IQ オブジェクトの「メモ」 (Ctrl+B) を開きます。この例では、システム要素が使われています。コンテクストメニューを使い、「テンプレート (Templates) | プレスホルダー (Placeholder) 」を選択します。


  4. 「Desctination」ダイアログのプレースホルダー「Percent: %prct()%」を「summary function/placeholder 」にドラッグ&ドロップします。


  5. 両方の構造フィルターを選択し、「Percent: %prct()%」にドラッグします。


  6. 「すべての完了した措置」が「関連するすべての措置」より上になるようにフィル ターをソートします。これにより、正しい計算が行われます: Percentage = “All completed actions” / “All relevant actions * 100 。「OK」をクリックします。

  7. 「メモ」タブにプレースホルダーが含まれました。


  8. 推奨される手順:「完了したすべての操作」をコピーし、プレースホルダーの上に貼り付けます。


  9. プレースホルダーを更新するにはキーボードの F9 キーを押します。


  10. 推奨するステップ:cfg ファイルまたは fme ファイルのどちらかに、新しいプレースホルダーをテンプレートとして保存しておきます。


  11. テンプレートに名前を付けます。これで完了です。