7事例:
インジウムリンの双晶境界を生成

CrystalKitX を起動し、Crystal Data|Create Crystal A|Read From File... メニューコマンドをクリックし、InP.at ファイルを開きます。続いて Crystal Data|Create Crystal B|Same As A コマンドをクリックします。2つの結晶の定義が終わったので、方位関係を設定します。Set Orientations|Orient. Relations... メニューコマンドをクリックし、以下のように設定します。

InP

ダイアログの入力が終わったら OK ボタンを押し、Display|Draw XSection... メニューコマンドをクリックして、視野の範囲を 30×40 (オングストローム) に設定します。

drawsection

以下のように表示されるはずです。

draw

単位格子を設定するため、単位格子設定ツールを選択して原点と A、B 点を設定します。この時点では、両方の結晶が界面で接触するのが許されているため、界面上に 2セットの原子が表示されます。

set3point

これらの原子を削除するために、Options|Interface Options...のClosest Proximity of Atoms to InterfaceTop を 0.1 に設定します。ウィンドウが書き替えられ、1セットの原子が界面上に表示されます。

options