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DITA関連システム構築

XML / DITAのノウハウを凝縮したシステム導入支援

DITA は、ドキュメントのコンポーネント化とシステム化を志向する標準仕様ですが、実際に DITA を活用するには、その思想を理解し、文書をコンポーネント化するノウハウが必要です。弊社では、DITA の良さを引き出すシステム構築、運用支援を提供します。

 

 

DITA の導入にあたってご提供できるもの

  • 既存データの DITA変換作業
  • DITA変換ツール開発
  • XSLT 関連開発
  • DITAシステム開発 (CCMを含む)

 

DITA について

1. DITAとは?

  • DITA は Darwin Information Typing Architecture の略称です。
  • XMLベースで技術情報の生成と管理・配布を行うことを目的としたアーキテクチャです。
  • IBM社が開発を行い、OASIS (構造化情報標準促進協会) に寄贈されました。
    (OASIS の DITA に関するページはこちら)

 

2. DITAを導入することのメリット

  • 文書構造の標準化を図ることで、文書の品質の均一化と向上とが可能になります。
  • バリエーションのある製品やサービスでは、情報を再利用することが易しく速やかになるため全社または部門での情報の管理や更新のコスト低減ができます。
  • 翻訳コストの大幅な削減を可能にします。
    ※ 一意で極小のドキュメントを作成するので Translation Memory への格納に適しています。
  • XMLベースなので、技術情報のオンデマンド配信による情報の即時性の確保と多媒体化が実現できます。

 

3. 普及状況

欧米ではグローバル企業が採用し、本格的に普及し始めています。

  • ソフトウェア : IBM、Oracle、EMC、Adobe など
  • ハイテク : Intel、ATI/ADM、フリィプス など
  • 通信 : ノキア など
  • 機械 : 自動車関連企業 など
  • 医療機器 : シーメンスメディカル など
  • 航空宇宙 : ボーイング

 

4. DITAの特徴 (仕様)

DITA では、技術情報を内容 (トピック)、構造 (マップ)、体裁 (スタイルシート) の 3種類に分解しています。

 

【トピック】

トピックは、一つの目的を達成するために必要な情報 (タイトルと本文) の事を言います。

トピックには、情報の種類によって、4つのトピックタイプ (概念・タスク・参照・用語集) が用意されている

  • 概念トピックは、定義や規則、ガイドラインなどの記述を行う時に用いる
  • タスクトピックは、何をどの手順で行うか、結果として何が得られるかの記述を行う時に用いる
  • 参照トピックは、リファレンスマニュアルのような形式の記述を行う時に用いる
  • 用語集トピックは、用語とその意味の記述を行う時に用いる

各トピックタイプでは、記述の内容と順番が定義されているので、執筆者の違いによる文書の違いが発生しにくい

 

【マップ】

マップは、トピックの並びと階層構造を定義し、出版物の構成を決めるための文書である

マップでは、複数のトピックに上下関係や並びなどの構造を定義する

  • マップで扱われているトピックの構造を変更することで、別の種類の文書を作成することが可能である
  • 情報の修正があった場合に、マップとトピックが分離されているので、トピックを修正することで全ての制作物に反映される
  • マップとは別に、トピックの子要素として別のトピックを含むことや、トピックから他のトピックを参照することもできる。

以下はマップとトピックの概念図である。

マップとトピックの概念図 トピック群→マップを用いてトピックの並びと構造を定義

【特殊化】

既存 DITA構造を拡張して業務に合せた新しいトピックタイプを作成 (特殊化) できる

  • 特殊化された要素は、基本DTD にある親要素の構造と定義を継承するので、要素を親要素に戻す (一般化) ことで企業間や部門間でデータ交換が可能となる
  • 要素を特殊化することで、業務や業種ごとに異なる特殊な手順や内容でも正確な情報を作成することができる。

 

【再利用】

トピックやマップを再利用することで情報作成の納期短縮とコスト削減、品質向上が図れる

  • 単体でも意味が分かる内容でトピックを記述しているので、他の文書にもトピックを流用することができる
  • マニュアルの翻訳のように大量の文書を多言語へ変換する必要がある場合に、トピック単位での作業、修正が可能になるので、納期短縮とコスト削減ができる

多種媒体・表現形式での配布ができる

  • 無償で提供されている DITA Open Tool Kit が用意されており、HTML や PDF、Webヘルプなどの形式で配布が可能である
  • WEB や携帯端末といった多種媒体での発信に合わせ、出力を変更することができる

 

以上のように、DITA は技術文書の作成から管理までの業務の効率化、及び新しい形式・媒体での再利用を目的としたアーキテクチャです。