HOME > テクニカルサポート > SYSTAT > 実験計画法
ヒューリンクステクニカルサポート
SYSTAT に関する皆様からのご質問のうち、よくある質問を掲載しました。
実験計画法の例
SYSTAT 製品ページ

TOP > 実験計画法 > 例

最適計画:座標交換 (Optimal Designs: Coordinate Exchange)

応答曲面を計算したいがリソースが非常に限られているという場合を考えてみます。3 つの連続する因子があり、ただし可能な実行数は 12 回だけであると仮定します。この実行数は、どの標準的な応答曲面モデルでも十分な数ではありません。ただし、最適計画を使用して、実行数 12 回の計画を生成し、着目する効果を推定することができます。

DOE ウィザードから計画を生成するための入力は次のようになります。

ウィザードの表示 入力
追加の計画 最適計画
使用する手法の選択 座標交換
希望する最適化のタイプを選択 D 最適計画
一回の反復で置き換えるポイント数を指定します 1
一回の試行内の最大の反復回数を指定します。 100
相対的な収束許容量を指定します .00001
実行する試行回数を指定します 3
このルーチンはランダム関数を呼び出します 131
開始計画は プログラムにより生成
希望の因子数を入力してください 3
いくつのポイント数(実行数)が必要ですか? 12
計画内の変数は すべての連続変数
因子の限界A 下限= -1 上限= 1
因子の限界B 下限= -1 上限= 1
因子の限界C 下限= -1 上限= 1
希望する計画モデルは、加算定数を含みますか? はい
モデルに含まれるその他の効果を定義します A*A B*B C*C A*B A*C B*C A*B*C
試行1 の因子を表示しますか? はい
計画をファイルに保存しますか? いいえ
試行2 の因子を表示しますか? はい
計画をファイルに保存しますか? いいえ
試行3 の因子を表示しますか? はい
計画をファイルに保存しますか? いいえ

3 回目の試行では、計画は次のように出力されます。

Design from Coordinate-exchange Algorithm:  12 Runs,  3 Factors   k =  1

Factor
RUN         A           B           C
1        -1.000       1.000      -0.046
2        -0.039      -0.000      -1.000
3        -1.000       1.000      -1.000
4         1.000       1.000      -1.000
5         1.000       1.000       1.000
6        -1.000      -1.000      -1.000
7         1.000      -1.000      -1.000
8        -1.000       1.000       1.000
9         1.000      -0.046       0.001
10        -1.000      -1.000       1.000
11         0.081      -1.000      -0.037
12         1.000      -1.000       1.000

上に示すポイントは、アルゴリズムの特定の実行で得られたものです。初期計画はランダムに選択された開始点によって異なるので、実際の計画は上に示す計画と多少異なる場合があります。ただし、上の計画といくつかの共通点があります。はじめに、表示される多くの値が、-1、0、または +1 のいずれかの値に非常に近くなっています。概念を説明するために、値がもっとも近い整数に丸められたとして、話を進めることができます。計画には、計画空間の 8 つの頂点 (すべての値が -1 または +1 をとる実行) があります。また、この計画には面の中心 3 点 (2 つの値がほぼ 0 の実行)、および辺の点 1 点 (1 つの値だけがほぼ 0 ) があります。

この計画では、モデルの 1 次と 2 次の効果すべてを推定することができます。もちろん、調べる情報が多くないので、Box-Behnken 計画や中心複合計画を使用した場合ほど高い精度は得られません。また、回転性など、標準計画の他の利点のいくつかが得られません。ただし計画は、パラメータの推定値の一般化分散について最適化されているので、 12 回の実行から可能な限り多くの情報が得られます。

 

前のページにもどる