10.3 シミュレーション数

条件付シミュレーションでは、Z 推定値の生成に使用するシミュレーションの回数は内挿の結果に大きく影響します。以下に示すのは、シミュレーション数を変えて 80 x 80 m のグリッドを 0.5 m の密度で内挿したマップです。左下は block kriged data のマップです。右側は同じデータを条件付シミュレーション (シミュレーション数 n=1) で内挿したものです。

 

シミュレーション数を増やすと明らかに改善します。左下のマップは、シミュレーション数 n=10 のもの、右側は、シミュレーション数 n=100 のものです。

 

さらにシミュレーション数を増やすと、さらに詳細になります。左下のマップは、シミュレーション数 n = 1,000 、右側は n = 10,000 です。

 

できるだけ多くの回数にしたいと思うかもしれませんが、これ以上回数を増やしても、分解能はそれほどあがりません。