9.6 ポリゴンのアウトライン (内挿マスク)

内挿を実行する前に Include または Exclude のポリゴンを定義することによって不規則な形状を内挿したり、内挿から除外することができます。こうしたポリゴンはこのウィンドウにその頂点の座標、すなわち、ポリゴンの外枠を構成する x-y ポイントを入力することによって定義することができます。

ポリゴンは閉じている必要があるため、少なくとも3つの頂点がなければいけません (頂点が3つなら三角形) 。1つのポリゴンには必要な数だけ頂点を指定することができます (最大数百万) ので、以下の例に示すような互いにネストするポリゴンを指定することもできます。しかし、各ポリゴンの頂点で定義されるのは、単一の閉じたポリゴンである必要があります。すなわち、どのポリゴンの線分も他の線分と交わることはありません。また、指定する頂点の最初と最後は、互いに連結している必要があります。定義中のポリゴンの形状は、Map コマンドでチェックすることができます。

ポリゴンには、キーワード “Include” と “Exclude” を使って定義する2つのタイプがあります:

以下の例では、ポリゴンが2つ定義されています。最初のポリゴンは、内挿から除外 (Exclude) される6つの辺の領域で、2つ目のポリゴンは、6つの辺の領域の内側に、内挿に含まれる (Include) 4つの辺の領域 (矩形) を定義したものです。Map コマンドを使用すると、これらのポリゴンの図を生成することができます (下記参照)。この例の1行目 (“Polygon”) は、あっても無くても結構です。各ポリゴンを形作る頂点集合の前には、“Exclude” または “Include” を必ず指定します。