9.5 不規則な内挿グリッドを定義する
クリギングを行う個々のポイントの位置をこのワークシートに指定します。内挿位置を指定するこの方法がふさわしいのは、等間隔に仕切られていない領域を内挿する場合です。内挿位置が等間隔である場合は、その領域が矩形であるか複雑なポリゴンであるかにかかわらず、一般に Regular Interpolation Grid を使う方が効率的です。この Irregular Grid を使う場合も、Regular Grid を使う場合も、複雑な形状のポリゴンを指定して、その領域を除外したり含めることに使うことができます。ポリゴンの形状は Krig ウィンドウで指定します (詳細は Define Polygon Outlines 参照)。
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- Block Size
Block Kriging でクリギングを実行する各ポイントを囲むブロックのサイズになります。このブロックの内側にローカル (離散化) グリッドが配置されます。等間隔 (regular) グリッドの場合は、内挿グリッドのサイズによってブロックサイズが定義されます。不規則 (irregular) グリッドの場合は、必ずここを指定します。Point または Punctual のクリギングおよび、IDW 内挿では、ブロックサイズは意味がありませんので、分析では無視されます。
- Clear
ワークシートの内容をクリアにします。
- Import
Import コマンドをクリックすると、内挿位置を含むファイルをワークシートに取り込みます。インポートに関する手順については、 Chapter 4 (Importing Data from External Files) をご覧ください。
- Other Actions
ワークシートの内容は、GS+ のメインウィンドウのメニューコマンドや右クリックメニューを使って、Print, Copy, または Export することができます。Decimal Places (小数点以下の桁数) は、列を選択状態にして、Increase または Decrease Decimals アイコンをクリック (または、メニューコマンド Data > Change Decimals を使用) することで変更することもできます。列の一番上をクリックすると、選択した列に基づいてワークシートを降順または昇順で Sort (ソート) することができます。また、2つの列の境界線にカーソルをおいてそれを別の位置にドラッグすることによって、Column Widths (列幅) を変更することもできます。