7.10 フラクタル分析

フラクタル分析 (Fractal Analysis) ウィンドウは、フラクタル分析パラメーターのセットアップと、Data Definition メニューで定義したデータセットに関するフラクタル次元 D を計算するのに使用します。GS + では、log-log バリオグラムプロットの勾配の関数としてフラクタル次元 D を計算します (Burrough 1981, 1986 ):

D = 2 - m / 2

ここで、

D はセミバリアンス分析に基づいているので、セミバリアンス分析に影響を及ぼすのと同じ分析パラメーターの変化に敏感になります。

フラクタルバリオグラムは、Autocorrelation ウィンドウの Fractal タブに表示されます。このタブの Expand ボタンをクリックすると、Fractal ウィンドウが開きます:

Cloud/Scatter、右クリックメニュー、および、ここで利用できるその他のコマンドは、Variograms ウィンドウのものと同じです。