4.4 スプレッドシートとデータベースのインプットファイル

File Import Dialog でスプレッドシート、データベース、HTML ファイルを選択すると、以下のような Excel スプレッドシートに似たウィンドウが開きます。比較的大きなスプレッドシートのワークブックの中に複数のワークシートやテーブルがある場合も、プルダウンのリストボックスを使って開くことができます。スプレッドシートやデータテーブルの内容は広いプレビュー領域に表示されます。OK ボタンをクリックすると、Properties コマンドで指定した規則に従って GS+ ワークシートにファイルの内容が読み込まれます。テキストファイルのインポートでは、これとは別のダイアログウィンドウが表示されます (前述)。

スプレッドシートをインポートする際、インポートするスプレッドシートの1行目には、GS+ の列ヘッダに表示する変量名が含まれている必要があります (以下の例では、列1の "Day")。スプレッドシートの1行目に値が含まれている場合、これらは無視されます。

 

Worksheets Available

この欄にリストされる独立したスプレッドシートやデータベースファイル内の個々のワークシートやテーブルは、プルダウンリストにより選択することができます。

 

Properties

Properties コマンドをクリックすると、File Import Properties ダイアログウィンドウが開きます。このウィンドウで、GS+ で判別する欠損値を指定することができます。スプレッドシートやデータベースをインポートする際、それ以外のファイルインポートの属性は定義済みの1つの選択肢に制限されます。例えば、GS+ ワークシートにおける各フィールドを表わすのにスプレッドシートの列を使用する場合など。

 

Change Column Assignments

Change コマンドをクリックすると、Field または Column Assignment ウィンドウが表示されます。このウィンドウで各種変量 (例:X coordinate) をデータファイルの列やフィールドに割り当てることができます (下記参照)。列の割り当ては、Data Worksheet ウィンドウで後から行うこともできます。