1.1 概要

GS+ は、地理参照データ (geo-referenced data) を即座に測定したり空間的関係を説明できる地球統計学分析 (Geostatistical Analysis) プログラムです。

GS+ は、空間データの自己相関を分析した後、この情報を使用して統計学的に厳密で最適なマップを仕上げます。こうしたマップは、GS+ やその他のマップ作成プログラム、地理情報システムで作成できます。

 

地球統計学が必要とされる場面

不完全なデータから統計学的に厳密で精度の高いマップを作成する場合に地球統計学が役立ちます。つまり、ある特性のマップを作成するに際して、いつも完全なサンプルが採集されるとは限りません。マッピングの対象が石油の埋蔵であれプランクトンの分布であれ、地球統計学を使えば、実際にサンプリングしていない地点に信頼性の高い値を内挿することができます。

 

GS+ の統計機能

GS+ に装備された空間的自己相関分析:

 

GS+ に装備された高速な内挿法:

 

GS+ に装備された基本的なパラメトリック統計法: