新規購入お見積
アップグレードお見積

KaleidaGraph 4.0 で追加された機能

  • 統計サブメニューにドットプロットサマリーコラムプロットが追加されました。
    ドットプロット サマリーコラムプロット
    ドットプロットは、変数の数を迅速に検査し、主な特長を引き出すことができます。ドットプロットは、データの分散の全体的な特長を見やすい形で表すために使用します。また、ドットプロットは、異常な観測値(外れ値)やデータセットにおけるギャップの特定に役立ちます。 サマリーコラムプロットは、コラムプロットに似ています。最大の相違点は、このプロットが独立(X)変数を必要としない点にあります。このプロットを個別のデータ値を異なる塗りパターンや色で表示したり、データの統計属性を比較する場合に役立ちます。各値に個別のコラムに配置し、サマリーコラムプロットを作成できます。

  • 棒グラフサブメニューにダブル Y 棒グラフダブル Y コラムプロットが追加されました。
    ダブル Y 棒グラフ ダブル Y コラムプロット
    ダブル Y 棒グラフは、ひとつのウィンドウから選択したデータのグラフです。水平棒グラフと同じく、データは一連の水平バーとして表示されます。ダブル Y 棒グラフと水平棒グラフの相違点は、ダブル Y 棒グラフでは2つの従属 Y 軸を使用している点にあります。 ダブル Y コラムプロットは、ひとつのウィンドウから選択したデータのグラフです。コラムプロットと同じく、データは一連の垂直バーとして表示されます。ダブルYコラムプロットとコラムプロットの相違点は、ダブル Y コラムプロットでは2つの従属 Y 軸を使用している点にあります。

  • 軸の位置を変更する機能
    デフォルトでは、軸はプロット領域の端に置かれます。しかし、軸はプロット上の自由な位置に配置することができます。軸をプロットから離した位置に配置して、XまたはY軸の特定の値またはXまたはY軸の長さの特定の割合だけオフセットした軸を作成することもできます。


  • 軸を区切る機能
    KaleidaGraph の大部分のプロットでは、軸に中断を置くことができます。中断は、プロットする値に大きなギャップがある場合に使用します。KaleidaGraph には、中断のデータ範囲、中断の配置、中断を表すシンボル、および中断の後に表示するスケールと目盛りを設定するオプションが備えられています。

  • 科学表記法と工学表記法のプロットラベルの表示方法を選択する機能が追加されました。
  • プロットに時間と日付を表示する形式 (D、D:H、D:H:M、H、H:M、M など) が追加されました。
  • 複数のプロットから座標を追加できるように確認ツールが修正されました。
  • プロットファイルがレイアウトファイルとして同じファイルに埋め込まれるグループレイアウトファイルを保存する機能が追加されました。
  • Student-Newman-Keuls、Scheffe、Fisher’s LSD といった Post Hoc テストが追加されました。


  • 保存ダイアログ、データウィンドウ、プロットウィンドウ、およびレイアウトウィンドウから保存を行なう場合にファイルの種類 (Windows) または形式 (Macintosh) ポップアップメニューが追加されました。

    これにより、読み込みサブメニューと書き出しサブメニューから大部分のコマンドを削除できました。


  • データウィンドウ、プロットウィンドウ、およびレイアウトウィンドウは、バージョン 3.5x やバージョン 3.6x で使用するためにバージョン 3.5 形式に保存できます。


  • 箱ヒゲ図とパーセンタイルプロットで対数スケールのサポートが追加されました。

    KaleidaGraph の数値軸は、線形あるいは対数スケールのいずれかを取ることができます。線形スケールを選択すると、軸は等間隔に分割されます。対数スケールを使用すると、軸の各増分は 10 のべき乗になります。


  • 確率プロットと X-Y 確率プロットで X軸に制限を設定する機能が追加されました。
  • 階級のサイズを指定してヒストグラムを作成する機能が追加されました。

    これは、バージョン 3.5 より以前に使用していた方法です。使用する方法は、プロットオプションダイアログのヒストグラムで決定します。


  • 線形相関関数、corr()、が数式入力の関数メニューに追加されました。


  • 複数の列で行ごとに統計値を計算できるように数式入力の統計コマンドが修正されました。
    c3=mean([0:0,0:2]) といった数式の代わりに c3=mean(0:2) といった数式を使用できるようになりました。

  • 回帰曲線の R^2 の計算で R^2 が負になることができるようになりました。
  • Curve Fits フォルダ(Examples フォルダ) の回帰曲線の定義に各等式に偏導関数が追加されました。

データウィンドウの変更

KaleidaGraph のデータウィンドウは完全に生まれ変わり、より自由度の高いものとなりました。テクニカルデータの調査といったような厳密さを要求されるタスクにも柔軟に対応できます。

 
  • 列の幅と行の高さを変更する機能が追加されました。


  • 各コラムのフォントフォントサイズスタイル揃えフォント色背景色を選択する機能が追加されました。


  • 同じデータウィンドウの異なるセクションを比較する目的に水平分割および垂直分割を追加する機能が追加されました。


  • 列タイトルをデータウィンドウで直接編集する機能が追加されました。


  • データウィンドウの上部にツールバーが追加されました。
    ツールバーの表示と非表示を設定する機能がプリファレンスダイアログとデータメニューに追加されました。
  • データファイルの保存時にデータウィンドウのサイズを記憶する機能が追加されました。
  • データウィンドウのデフォルト設定をプリファレンスダイアログのコラムタブで設定できるようになりました。


  • Shift キーを押さえずにデータウィンドウを終了すると、データファイルがプロットに自動的に埋め込まれ、プロットからデータが失われる事を防ぐことができるようになりました。

コマンドとダイアログの変更

  • マクロの表示コマンドとマクロの編集コマンドが単一のコマンドに統一されました。
  • 機能メニューにマスクの反転コマンドが追加されました。
    このコマンドはマスクの反転マクロと似た機能を備えていますが、同時に複数の列に使用できます。
  • プリファレンスダイアログ、軸オプションダイアログ、Variable 変数設定ダイアログ (旧プロットスタイルダイアログ)、プロットオプションダイアログ (旧プロット拡張) が再設計されました。

軸オプションダイアログ

  • 軸オプションダイアログに、プロットカラーダイアログ、X ラベル形式ダイアログ、Y ラベル形式ダイアログ、X2 ラベル形式ダイアログ、Y2 ラベル形式ダイアログに含まれていた設定が移されました。
    目盛りの長さ、軸の太さ、目盛りの太さといった設定もこのダイアログで設定できます。
  • ダイアログ上部に表示されるタブで編集する軸を選択できます。
    すべてを選択すると、プロットの色 (枠、内部、背景)、目盛りの長さ、軸、メモリ、グリッドラインの太さといった設定は表示されているプロット全体に適用されます。
  • このダイアログで軸の位置を変更したり、軸の区切りを挿入したりできます。
  • 科学表記法と工学表記法をプロットラベルに表示する方法を設定することができる表記法ポップアップメニューがこのダイアログのラベルに追加されました。
  • ダイアログを表示した状態でプロットに変更を反映することができるプレビューボタンが追加されました。
  • 次のオプションの名前が変更されました。
    • 反転が軸の方向を反転するに変更されました。
    • X と Y の交換が軸と Y 軸の交換に変更されました。
    • 軸なしが軸を表示しないに変更されました。
    • 枠線の太さが軸の太さに変更されました。
  • 変数設定ダイアログ (旧プロットスタイルダイアログ)
  • 変数に適用する回帰曲線にこの変数と同じ色を使用するようにするチェックボックスが回帰曲線の設定タブに追加されました。
  • プロットスタイルから表示できた表示ダイアログがなくなりました。プロットオプションコマンドを使用してデフォルトのマーカーサイズを設定します。
  • ダイアログを表示した状態でプロットに変更を反映することができるプレビューボタンが追加されました。

プロットオプションダイアログ (旧プロット拡張)

  • プロットオプションコマンドに複数のプロットが追加されました。
    極オプションダイアログ、確率オプションダイアログ、ヒストグラムオプションダイアログ、ステップオプションダイアログの設定項目がこのダイアログに移されました。
  • このダイアログの一般に、変数および回帰曲線のマーカーの太さを個別に変更することができるマーカーの太さ設定が追加されました。
  • 棒グラフとコラムプロットに関連したオプションがこのダイアログの新規カテゴリに分割されました。また、このダイアログの棒グラフ部分には、サマリーコラムプロットに限定的に作用する表示ポップアップメニューが追加されました。
  • このダイアログのヒストグラムで、階級のサイズや数を指定してヒストグラムを作成するか設定できます。
  • 円の枠を表示オプションといった円グラフのカテゴリが作成されました。
  • ダイアログを表示した状態でプロットに変更を反映することができるプレビューボタンが追加されました。
  • 既存のプロットを編集している際に プロット>プロットオプション を選択した場合に、現在のプロットタイプに関連する設定を自動的に表示する機能が追加されました。

プリファレンスダイアログ

  • このダイアログに小数点区切りを設定するポップアップメニューが追加されました。
  • ツールバーと列番号を表示するかどうかと行と列のサイズを変更する方法を設定する 3 つのオプションが追加されました。
  • ファイル設定タブにプログラムの終了時に保存するファイルの種類を設定するポップアップメニューが追加されました。
  • 新規データウィンドウのデフォルト設定を設定することができるコラムタブが追加されました。
  • 現在のタブの設定を元のデフォルト設定にリセットするデフォルトボタンが追加されました。

形式メニュー

  • 形式メニューは削除されました。テキストオプションコマンド、値ラベルの形式コマンド、数式ラベルの形式コマンドはプロットメニューに移されました。また、回帰曲線オプションコマンドは 回帰曲線メニューに移されました。

列の形式ダイアログ

  • 列の形式ダイアログはパレットに置き換えられました。
  • 小数点区切りを設定するこのポップアップメニューはプリファレンスダイアログに移されました。

テキストオプションダイアログ

  • 小数点区切りを設定するこの設定はプリファレンスダイアログに移されました。

プロット更新コマンド

  • このコマンドの機能はわずかに変更されました。このコマンドをプロットメニューから選択したり、プロット更新ボタンをクリックした場合、データウィンドウでの選択に関わらず、プロットはデータセット全体に基づいて更新されます。
  • データのサブセットを使用してプロットを更新するには、データを選択し、Shift または Alt (Windows) または Option (Macintosh) を押しながら プロット>プロット更新を選択するか、プロット更新ボタンをクリックします。この選択は、プロットを更新する際に、別に選択を行ない、Shift または Alt (Windows) または Option (Macintosh) を押すまで保持されます。再びデータ全体を使用するには、プロットの更新時にすべてのデータを選択するか、1つのセルを選択してから Alt (Windows) または Option (Macintosh) を押します。