1.yEd の概要
yEd は、yFiles を元に作成されたグラフエディタ・アプリケーションです。ダイアグラム、ネットワーク図、組織図などの自動生成や編集を行うことができます。また、ダイアグラム等を見やすく自動レイアウトを行えます。大規模なグラフや複雑なネスト・グラフ (階層構造を持ったグラフ) も取り扱うことができます。
2.起動準備
- 別途ダウンロードしていただいた “yed-2.2.1.1.zip” を解凍します。
- まず、日本語環境に設定します。
作成された “yed.jar” をダブルクリックして起動してください。
- プルダウンメニューの「File」から「Preferences...」を選択します。
「General」タブの「Language」を “English” から “日本語” に変更し、「OK」ボタンを押します。

- 再起動を促すダイアログが表示されますので、「了解」ボタンを押し、yEd を終了します。

- “yed.jar” をダブルクリックし yEd を再度起動してください。
一部を除き日本語でメニューやツールチップが表示されます。
サンプル (クリックすると拡大図を表示します。)
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| 組織的レイアウト |
階層レイアウト |
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| 直交レイアウト |
円環レイアウト |
3.使用例
- “yed.jar” をダブルクリックして起動してください。
- まず、ノードを配置します。
画面の左上の位置をクリックしてください。

- さらに、空いている位置をクリックし、合計で 15個のノードを配置してください。

- ノード間をエッジで接続します。
- ノード1上でクリックしながらマウスを動かしてください。ノード2上でマウスボタンを離します。
- ノード1から2に向けて矢印付きのエッジが描かれます。
- この場合、ノード1を開始 (ソース) ノード、ノード2を終端 (ターゲット) ノードと呼びます。

- 再度ノード1上でクリックしながらマウスを動かしてください。空いている場所でマウスボタンを離しノード3上でクリックしてください。
- 折れ曲がったエッジが描かれます。
- ノード1から4の場合はノード4上でクリックする前に空いている場所でもクリックしています。
- 下図のようにエッジを作成してください。

- 一旦保存をします。任意のフォルダに保存してください。
- ファイルタイプは “YGF Format(*.ygf)” を使用してください。
- この形式は yFiles 固有のグラフフォーマットです。
- 自動レイアウト機能を確認してみます。
- 最初に、階層 (Hierarchic) レイアウトを実行します。
- プルダウンメニューから「レイアウト」−「階層レイアウト」を選択し、表示されたダイアログの数値は初期値でかまいませんので、「OK」ボタンを押してください。下図のように変形されます。

- 次に、直交 (Orthogonal) レイアウトを実行します。
- プルダウンメニューから「レイアウト」−「直交レイアウト」を選択し、表示されたダイアログの「Layout Style」を “Normal + Trees” に変更し、「OK」ボタンを押してください。下図のように変形されます。

- 今度は、円環 (Circular) レイアウトを実行します。
- プルダウンメニューから「レイアウト」−「円環レイアウト」を選択し、表示されたダイアログの「Layout Style」は “BCC Compact” のまま、「OK」ボタンを押してください。下図のように変形されます。

- 円環レイアウトの別パターンを確認します。
- プルダウンメニューから「レイアウト」−「直交レイアウト」を選択し、表示されたダイアログの「Layout Style」を “Single Cycle” に変更し、「OK」ボタンを押してください。下図のように変形されます。

- 以上のように、各種レイアウトの自動配置が可能です。
- ノードやエッジの変更も行う事が可能です。
- まず、エッジを変更します。エッジの直線部分をクリックし、右クリックメニューから「属性」を実行してください。
- 「曲げ」タブで、「滑らかな曲げ」にチェックを付けます。
- 「ラベル」タブで、「テキストの色」を青に変更します。
- 「基本」タブで、「ラベルのテキスト」欄に“変更”という文字を入力します。「線の色」を赤に、「ターゲットの矢印」を白抜きの矢印に、「線のタイプ」を破線(点線)にそれぞれ変更します。
 
 
- 「Apply」 (適用) ボタンを押すと画面に反映されます。「OK」ボタンを押して終了してください。
(下図では、変更後に文字位置を移動しています。)
- 次に、ノードを変更します。ノード2をクリックし、右クリックメニューから「属性」を実行してください。
- 「形状」タブで、「形状」を “Ellipse” に変更します。
- 「ラベル」タブで、位置を “Bottom” に、「テキスト色」を黄色にそれぞれ変更します。
- 「全般」タブで、「ラベル・テキスト」欄に “改” という文字を入力します。「描画色」を青に、「描画色 2」をピンクに、「線の色」をオレンジに、「線のタイプ」を太線にそれぞれ変更し、「高さ」を “50.0” に打ち変えてください。
- 「Apply」 (適用) ボタンを押すと画面に反映されます。「OK」ボタンを押して終了してください。

- 形状は下記に変更することができます。
- Hexagon(六角形)
- Diamond(ひし形)
- Parallelogram(平行四辺形)
- Octagon(八角形)
- Ellipse(楕円) … 「横幅」と「高さ」を同じ値にすることで円になります。
- Trapezoid(上辺の短い台形)
- Rectangle 3D(枠線のない立体四角形)
- Round Rect(角を丸めた四角形)
- Trapezoid 2(底辺の短い台形)
- Triangle(三角形)
- Rectangle(四角形)
最上部の「タイプ」欄を“画像”に変更することで、JPEG 等のイメージファイルに置き換えることが可能です。
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