例3 - ラベル付のコラムプロット

コラムプロットでは、大目盛り・小目盛り、軸ラベル、塗りパターン、コラムの配置、プロットの色、ラベルの回転、コラム値を表示する方法などを学びます。

コラムプロットの描画

保存したデータを開きましょう。

  • ファイルメニューから開くを選択してください。
  • Examples フォルダの中の Data フォルダを開けて下さい。
  • Housing Starts ファイルを開いて下さい。

新しいデータウィンドウにファイルが開かれます。さて、このデータを使ってグラフを作成してみましょう。

  • ギャラリーメニューの棒グラフサブメニューからコラムを選択してください。変数を選択するダイアログが表示されます。


  • x 変数として Month を、y 変数として 1966(K) を選択してボタンをクリックして下さい。


  • 新規プロットをクリックすると、コラムプロットが描画されます。

軸の修正

まず軸オプションダイアログを使って設定を変えてみましょう。このダイアログを使って、軸、グリッド、目盛り、軸ラベルに関するほぼすべての設定が変えられます。

軸: プロットの水平線あるいは垂直線で、それに沿って値やカテゴリーがプロットされます。
X 軸: プロット上の水平な軸。通常、独立変数あらわす。
Y 軸: プロット上の垂直な軸。通常、従属変数あらわす。
  • x 軸をトリプルクリックして下さい(あるいはプロットメニューの軸オプションをクリックして下さい)。図 のようなダイアログが表れます。

まず X 軸のグリッドラインと目盛りを消去してみましょう。

X 軸: プロット上の水平な軸。通常、独立変数あらわす。
グリッドライン: 大小目盛りに表示される水平あるいは垂直ライン。
  • 目盛りとグリッドをクリックしてください。大と小それぞれの目盛りとグリッドを選択できるオプションが現れます。


  • ダイアログの大間隔部分で、グリッドを表示ポップアップメニューからなしを選択してください。
  • 目盛りを表示ポップアップメニューからなしを選択してください。



目盛りの修正

次に y 軸だけですが、目盛りを変えてみます。

大目盛り: 軸上の大区分を表わすマーク。
小目盛り: 大目盛り間の区分を表わす小目盛り。
  • ダイアログの上部にある Y タブをクリックします。
  • 目盛りを表示ポップアップの下方から外側を選択します。

次に Y 軸の最大値を 140 から 160 に変えてみましょう。

  • 極限をクリックして下さい。最大、最小を設定できるオプションが表れます。
  • 最大値を 140 から 160 に変えてください。

グラフ内部の色の修正

最後にグラフの内部に色を付けてみましょう。デフォルト (標準) 設定では、内部および背景の色なしでプロットされます。内部の色を選んでみましょう。

  • ダイアログの上部ですべてタブをクリックします。


  • 選択されてなければ色をクリックし、内部ポップアップメニューから一色を選択します。


  • OK をクリックしてグラフを更新します。

コラムの塗りパターンの修正

変数設定ダイアログを使用してコラムの塗りパターンを変更してみましょう。

  • コラムと同じパターンで塗られている、凡例の中の小さな四角形 () をトリプルクリックします (あるいはプロットメニューから変数設定を選択します)。
  • 塗りパターンポップアップメニューから異なる塗りパターンを選択します。


  • OK をクリックします。

コラム間隔の修正

次にコラムとコラムの間の空きを増やしてみましょう。

  • プロットメニューからプロットオプションを選択します。


  • 棒グラフをクリックすると棒グラフおよびコラムプロットで使用可能なオプションが表示されます。


  • コラムのオフセットを 20% から 40% に変更しましょう。
  • OK をクリックしてプロットを更新してください。

    これまでの操作から、あなたのコラムプロットは図のようになっているはずです。

軸タイトル軸ラベルの修正

続いて x 軸タイトルの消去y 軸タイトルのサイズ変更x 軸ラベルの回転を学びましょう。

軸タイトル: 軸に沿ってプロットされる変数を同一化するために使われるタイトル。 タイトルはプロットされるコラム名から取られます。複数の変数が同じ軸でプロットされる場合には、タイトルはプロットされる最初のコラムになります。
軸ラベル: プロットの大目盛りに関する値を表示するラベル。
  • x 軸タイトル Month をクリックし、 BackSpace キー (Windows) または Delete キー (Macintosh) を押して下さい。
  • y 軸タイトル 1966 (K) をクリックして下さい。ラベルの四隅の一角をドラッグすると、フォントの大きさが変えられます。テキストラベルをダブルクリックしてもフォントサイズを変更することができます。

  • X 軸ラベルのどれかをダブルクリックしてください。独自のメニューを持った文字列の編集ダイアログが現れます。
  • 形式メニューから 90度回転を選択します。


  • さらに形式メニューから右詰めを選択すると、ラベルがきれいにそろいます。
  • OK をクリックして、プロットウィンドウに戻りましょう。


  • X 軸ラベルをドラッグして軸に近づけてください。矢印キーを使って、選択されたオブジェクトを 1 ピクセルづつ移動させることもできます(Shift キーを押しながら矢印キーを使うと10 ピクセルづつ移動させることができます)。

最後に各コラムの値を表示してみましょう。次のようにして下さい。

  • プロットメニューの値の追加を選択してください。

各コラムの上部に値が配置されました。

これらの値は、ドラッグして移動させることもできます コラムプロットは終了です。