異なるデータで同じスタイルのグラフを作成するには(3.x, 4.x / Win, Mac)

1. 既存のプロットをテンプレートとして使用する方法

一度作成したグラフを異なるデータで、同じスタイル設定、軸のスケールで作成するには [テンプレート] をご利用下さい。

  1. 例題のプロットデータ [Plate Reader] を開き、このプロットの異なるデータを用意しました。
    例題のプロットデータ(左)と別データ (右)

    通常の手順で作成すると以下のプロットになります。


  2. テンプレートを使用して同じグラフを作成してみましょう。

    例題のプロットウィンドウ [Plate Reader] を選択して下さい。ここで選択したプロットのスタイルがテンプレートとして適用されます。

    [ギャラリー] メニューから [テンプレート] を選択します。
    [ギャラリー] メニューから
    [テンプレート] を選択


  3. 変数を選択します。
    X 変数に Concentration、Y 変数に mean set 1 を選択

  4. 異なるデータを使用して、同じ軸のスケール、軸ラベル、エラーバー、凡例、背景色、回帰曲線のスタイル情報を持つグラフが作成されます。
    軸のスケール、軸ラベル、エラーバー、凡例、背景色、回帰曲線のスタイルが適用されたグラフ

    回帰曲線の計算結果のフォントは日本語用に調整してあります。

 

2. スタイルファイルを使用する方法

テンプレートを使用する他に、スタイルファイルを書き出して、これを読み込むことでスタイル情報を反映させる方法があります。グラフの大まかなデザイン設定を保存できるメリットがあります。

  1. オリジナルのグラフを表示した状態で、[ファイル] メニュー→ [書き出し][スタイル] を実行し、任意の場所にスタイルファイルを書き出して準備しておきます。
    [ファイル] → [書き出し] → [スタイル] を実行

    出力されたスタイルファイル

  2. 作成しているプロットにスタイルファイルを読み込ませます。
    あらかじめ用意されたプロット

    [ファイル] メニュー→ [読み込み][スタイル]
    [ファイル] → [読み込み] → [スタイル] を選択

    ダイアログから先ほど作成した KG Style.qst を選択

  3. スタイル情報が適用されます。
    スタイルファイル適用後のプロット

    この方法では、グラフタイトルや軸ラベル、凡例の位置が異なり、エラーバー、回帰曲線も作成されません。