チュートリアル 10: スタイルシートの作成と活用

  1. チュートリアル9:バックグラウンドテキストを使用したノートの記入で作成したノートブックを開いてください。

  2. ノートブックに記入されたバックグラウンドテキストの文字のいずれかを選択し、その書式をサイズ 14 ポイント、フォント Helvetica、スタイル Bold (太字)、Condense (幅狭)、色 Magenta に変更します (変更を加えるには Format メニューを使います)。このスタイルを将来使用するために Style Sheet メニューに登録することにしましょう。先ほどスタイルを変更したテキストを選択状態にして、Format > Style Sheets > Add Style Sheet... を選択します。表示されるダイアログボックスにこのスタイルシートの名称として “Magenta Text” と入力します。OK ボタンをクリックすると Format > Style Sheets メニューにこのスタイルシートが登録されます。

  3. ノートブックにある一番目の解析出力オブジェクトを1回クリックして選択状態にします。次に、Format > Style Sheets > Magenta Text を選択します。出力オブジェクトで使用されている全てのテキストが、先ほど定義したのと同じスタイルに変更される点に注目してください。Magenta Text スタイルシートにはテキストに関するスタイルが定義されているので、出力オブジェクトにそれを適用することで、オブジェクト内のテキストが全てそのスタイルになるわけです。

  4. 次に、2番目の出力オブジェクトをダブルクリックして、今度はそれをターゲット状態にします。ターゲット状態になったオブジェクトの変更したいどこか一部分 (タイトルや軸ラベルなど) を1回クリックして Format メニューを使ってそのフォント、スタイル、色の組み合わせを指定します。ターゲット・オブジェクトのアイテムは、SHIFT + マウスクリックすることで複数選択することができます (オブジェクトのいずれかひとつをクリックしたあと、SHIFT キーを押しながら別のオブジェクトをクリックすることで、クリックしたオブジェクトをすべて選択状態にできます) 。グラフを思い通りの外観に変更できたら、Format > Style Sheets > Add Style Sheet... を選択します。選択肢が表示された場合はhentire object ボタンを使って “Graph Format” という名称でスタイルシートを定義します。
    h. オブジェクトの一部が現在ターゲットとして選択されていれば、作成するスタイルとして、現在の選択部分のみ (selected part)、または、オブジェクト全体 (entire object) のいずれかを選ぶことができます。ターゲットオブジェクトで何も選択されていない場合は、オブジェクト全体のスタイルシートしか作成することはできません。

  5. 別なグラフオブジェクトを選択 (1回クリック) したら、Style Sheets サブメニューで先ほど説明したのと同じ手順で、作成した新しいスタイルシートを適用してみてください。

    選択したオブジェクトの全てのパーツのスタイルが更新されます。いずれのパーツもこのスタイルシートで定義されているからです。

    定義済みスタイルシートは、解析を開始する段階で Styles ポップアップメニューとして利用することもできます。

以上でこのチュートリアルはおしまいです。ここで終了しても、引き続き次のチュートリアルに進んでも構いません。次に進む場合は、現在開いているウィンドウを全て閉じてください。