SingleCrystal 2 は、回折、逆格子、ステレオ投影図を直感的にインタラクティブに、また、楽しく操作できるよう設計された Mac OS X / Windows 環境で動作するプログラムです。
SingleCrystal は、CrystalMaker と共に使います。保存された結晶ファイルを CrystalMaker から読み込み、電子線回折像のシミュレーションや表示を画面上で行います。結晶ファイルを直接 SingleCrystal から開くか、CrystalMaker メニューの Transform > Diffraction Pattern > Single-Crystal コマンドを使用して、画面に表示されるあらゆる結晶構造から単結晶回折像を得ることができます。
電子線回折像のシミュレーションはもとより、逆空間のあらゆるセクションの可視化が可能です。可視化には格子又は重み付き格子による表示を選択できます。
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スカポライト(柱石)の電子回折のシミュレーション。結晶方位はおよそ [-1 -1 -1]。画面には測角が表示されています。右にはステレオ投影図の引出し (drawer) が開いています。 |
- 観測と探索
SingleCrystal では、ミラー指数の表示と、回折点間の距離と角度を計測できます。また、色分けした回折点を利用して反射の位相を表示することもできます。
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対称性は6重それとも3重?針ニッケル鉱 (NiS) [001] 面の回折像シミュレーション。反射は、位相角度に従って Macintosh の色環の赤(0 度)からシアン(180度)の間で色づけされます。 |
- リアルタイム制御
SingleCrystal は、結晶をリアルタイムに回転させることができます。操作はマウスを使ってクリック&ドラッグするか、ツールバーの「tilt (傾ける)」コントロールをクリックするか、又は、キーボードを使って行います。
数値入力又は特定のビュー方向を指定することによって詳細な回転も可能です。この他に、スケール(カメラ定数)の変更、飽和度、試料の厚さ、波長および他の回折コントロールを制御することもできます。
- ステレオ投影図
SingleCrystal には、回折空間をナビゲーションする強力なツールが用意されています。メインの回折ウィンドウの横にある引出しウィンドウからスライドする生きたステレオ投影図(ステレオグラム)がそれです。
ステレオ投影図は、平面の法線の角度位置を、極点(pole) のプロットおよび任意の大円(great circle)のトレースとして表示します。表示方法をカスタマイズしたり、任意の数の極点を追加したり、トレースを含めるか否かを設定したり、色の使い分けを選択できます。さらに、ステレオ投影図をクリック&ドラッグして簡単に結晶を回転させ、リアルタイムに回折像が計算されていることを確認することができます。
- 無償のデモ版
SingleCrystal には2つのバージョンがあります。無償のデモ版で利用できる機能は以下のとおりです:
- あらゆる結晶の電子線回折シミュレーション
- 逆格子面の可視化
- ステレオ投影図の表示。格子面の方位を表示
- インタラクティブな回転又はメニューコマンドによる回転
- 回折像の測定および指数付け
- ライセンスコードを購入することで、プログラムをアンロックし、以下の追加機能を利用できます。
- 高解像度の回折像の印刷
- 回折像とステレオ投影図の PDF 形式への複製
- 回折データの書き出し
回折ウィンドウには、必要に応じてツールをドラッグ&ドロップで追加インストールできるフルカスタマイズ可能なツールバーが備わっています。
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