
※ iPhone / iPad で分子モデリング『iHyperChem』リリース! iHyperChem は、iPhone / iPod Touch / iPad 用の分子モデリングツールです。iHyperChem Free には、ズームや回転、平行移動などが可能な複数の分子レンダリングに加えて、HyperChem の高性能なモデルビルダーが含まれています。有償版は、HyperChem Professional に分子計算を実行させることができます。(11/04/08 ) |
HyperChem は、機能性、カスタマイズ性、操作性の高さで定評のある分子モデリングソフトウェアです。マウス操作による分子の構築、GUI から計算手法の選択や入力値の設定が可能で、ユーザーフレンドリーな分子モデリング環境を提供します。
HyperChem 8.0 は、HyperChem ファミリーの最新の Windows 版です。密度汎関数理論に加え、分子力学、分子動力学、半経験的および非経験的分子軌道法などの計算法が搭載されています。HyperChem Data および HyperNMR が HyperChem の一部として組み込まれています。新しい機能の追加が頻繁に行われ、洗練された Open GL レンダリングや TNDO、RM1、Charmm タンパク質シミュレーション、磁場中の分子、サードパーティーアプリケーション用のインターフェイス、構造、スペクトル、速度定数の計算、等々の機能を含みます。HyperChem は、小さな分子から巨大な分子まで適用することが可能であり、また、スクリプトを記述することも可能です。
HyperChem for PowerPC Mac は、OSX 環境のためにゼロから開発された製品で、Windows 版 の前バージョン 7.5 の機能のほとんどを使用可能です。この製品は、Apple 社が従来使用してきた PowerPC プロセッサをベースとした Mac で使用することができます。Mac mini、iMac、iBook、PowerBook および Power Mac などがそれに当たります。PowerPC Mac 版には、HyperChem 8 (Windows 版) の新機能は搭載されていません。Intel Mac 版 (下記) のみ、4.0 にバージョンアップされました。 (参照: Mac 版と Windows 版の違い)
HyperChem は、これまで主に Windows 版プログラムでしたが、Intel プロセッサが使用された新しい Apple マシンのための、完全にネイティブな Intel 版、HyperChem for Intel Macが開発されました。HyperChem for Intel Mac 4.0 には、前バージョン 3.3 と比較して多くの機能が追加され、Windows 版の HyperChem 8.0 の機能のうち、HyperNMR や HyperData などの外部モジュールを除いた、ほとんどの機能が搭載されています。Intel Mac は、グラフィックスを速く、美しく表現することができ、HyperChem を使用する上で、理想的なデスクトップ環境と言えます。また、Intel Mac は、以前の Power PC Mac マシンよりもかなり速くなっています。例えば、ab initio 6-31g** 計算を “off the disk” で実行した場合、以前の G4 iMac と比べて、Intel iMac の方が数倍速いことが示されています。”out of memory” で実行した半経験的計算ではさらに速く、G4 iMac と Intel Mac では桁違いの速さの例もあります。 (参照: Mac 版と Windows 版の違い)
HyperChem ファミリーの一番新しい製品は、近年、一般に普及しつつある Linux OS をサポートします。この製品はフルバージョンですが、これまで長年力が入れられてきた Windows 版と比較すると新しい製品であるため、いくつかの使用できない機能があります。しかしながらこの製品には、Windows / Mac / Linux クライアントからアクセス可能な Linux の計算エンジンが入っています。Windows 版の機能のすべてを搭載しているわけではありませんが、Linux 版は本質的に Windows 版の計算およびレンダリング機能を全て持っています。 (参照: Linux 版と Windows 版の違い)
iHyperChem は、iPhone / iPod Touch / iPad 用のアプリケーションです。Apple 社の App Store から購入することができます。現在、"iHyperChem Free" および "iHyperChem Level 1" の 2 種類があります。iHyperChem Free は、より機能制限が多いバージョンで、分子の描画・作成や、その操作をモバイルデバイス上で行うことができる『ローカル』なソフトウェアです。iHyperChem Level 1 は、インターネットを通じて HyperChem Professional (Release 8.0.9 以降) と連動することが可能です。分子をデバイスと HyperChem 間でやり取りし、スクリプトを使って HyperChem で計算を行うこともできます。